2016年のつぶやき
2016年1月のつぶやき
○信用は買えない
「10の信用で100の金は買えるが、100の金で10の信用は買えない」
これは「しくじり先生」という番組で、堀江貴文氏が語った言葉です。彼を好きか嫌いかは関係なく、この言葉には、同感する方がほとんどであろうと思います。
でも、愛媛県でこんなことが起こってしまいました。
でも、愛媛県でこんなことが起こってしまいました。
『今治市のタオルメーカー「一広(いちひろ)」が「今治タオル」のブランド認定に必要な品質検査を受けずに認定商品のマークを付けて販売していた。ブランドを管理する「四国タオル工業組合」(同市)の調査で判明した。同社は全国に出荷した35万枚以上の商品を回収。組合は経緯を調べ、結果によってはブランド使用に必要な「認定事業契約」を解約する可能性もあるという。』
(毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2015/12/23地方版より)
(毎日新聞 http://mainichi.jp/ 2015/12/23地方版より)
情けなく、腹立たしく、恥ずかしいことです。
以前にこのつぶやきでも紹介した「今治タオル奇跡の復活」という本に、このような記述があります。
以前にこのつぶやきでも紹介した「今治タオル奇跡の復活」という本に、このような記述があります。
『ブランドは「つくる」より「守る」ほうが難しい』
『”成功”のすぐ隣に”危機”の芽がある』
『”成功”のすぐ隣に”危機”の芽がある』
著者の恐れていたことが現実になってしまいました。
このようなことする企業が一つでも出てしまうと、まじめに検査を通している他の企業にまで影響が出ます。
今回落ちた信用は、買い戻すことなどできません。また地道に取り戻していくしかないのです。
輸入の安いタオルに押され、バタバタとメーカーが倒れていった、あのつらい時期を忘れてはいけません。そうならないための「今治タオルプロジェクト」だったのではないでしょうか。
このようなことする企業が一つでも出てしまうと、まじめに検査を通している他の企業にまで影響が出ます。
今回落ちた信用は、買い戻すことなどできません。また地道に取り戻していくしかないのです。
輸入の安いタオルに押され、バタバタとメーカーが倒れていった、あのつらい時期を忘れてはいけません。そうならないための「今治タオルプロジェクト」だったのではないでしょうか。