2015年のつぶやき
2015年7月のつぶやき
○保険というビジネス
なんだこれは。
「まもなく更新時期を迎えます」と、契約している保険会社から郵便が来ました。50歳になる前に更新して保険料が上がるのは知っていたのですが。
契約しているのが「がん・脳卒中・心臓病」の三大疾病を特に手厚くするタイプであったので、中年を過ぎてきたら、それらの病気になる確率も高くなってくるということでもあり、それなりに保険料が上がってしまうのはしょうがないか、という思いはありました。
契約しているのが「がん・脳卒中・心臓病」の三大疾病を特に手厚くするタイプであったので、中年を過ぎてきたら、それらの病気になる確率も高くなってくるということでもあり、それなりに保険料が上がってしまうのはしょうがないか、という思いはありました。
なのに、封筒を開けて更新内容を見たとき「えー、なんだこれは」と、そう思ったのです。
更新前、死亡時総受取額が5000万円だったのに、更新後には3000万に一気にダウンしてしまいます。それでいて、更新後の保険料は約2.5倍になっています。
なんでしょう、この「燃費も馬力も悪くなりますが、値段は2.5倍の車に買い替えませんか?」みたいな提案は。
民間企業(製造業など)ならば「ラインスピードを上げて、生産能力が上がりました。けれど価格は旧機種と同じですっ!」のような血のにじむような努力をしているのに。
ビジネスって、買った側は「いいものを買えてうれしい」と思い、売った側は「売れてうれしい」となるのが一番いいじゃないですか。
ビジネスって、買った側は「いいものを買えてうれしい」と思い、売った側は「売れてうれしい」となるのが一番いいじゃないですか。
保険って「将来の不安をやわらげるために」お金を出しているわけです。でも今、私は「よし、これで将来安心だ」とは素直に思えない気持ちになっています。
払った分のお金に相応するモノが受け取れない、なんて、普通のビジネスでは許されないことです。保険とは不思議な業種ですね
払った分のお金に相応するモノが受け取れない、なんて、普通のビジネスでは許されないことです。保険とは不思議な業種ですね