2015年のつぶやき
2015年8月のつぶやき
○怒らない経営
『うまくいくときも、そうでないときもすべて自分の責任だ。
私はこれまでずっとそう意識していた。結果が出なければ、何も残らないのだから、すべてを自分の責任としていかないとやり切れない。自分の責任という考えが体のすみずみまで染み込んでいる。そして、これまで取り組んできたすべてのことのベースになっている。
だからこそ、うまくいかないことがあっても、怒ったりすることはない。そんなときは、あくまでも「自分が至らなかった」と受け止めることにしている。』
私はこれまでずっとそう意識していた。結果が出なければ、何も残らないのだから、すべてを自分の責任としていかないとやり切れない。自分の責任という考えが体のすみずみまで染み込んでいる。そして、これまで取り組んできたすべてのことのベースになっている。
だからこそ、うまくいかないことがあっても、怒ったりすることはない。そんなときは、あくまでも「自分が至らなかった」と受け止めることにしている。』
(怒らない経営 大藪崇:著 日経BP社 8ページより)
書店で、タイトルに興味を持って購入した本です。
「怒らない経営」とはいっても、社員のやりたい放題にさせる、などというものではなくて、つまりは「人のせいにしない」ということのようです。
政治のせい、景気のせい、天候のせい、あいつのせい……。人はこうして誰かのせいにしているときは、まず笑顔ではありませんよね。怒っています。不満顔です。
原因が他にあると思っているので、それを取り除くのは容易ではありません。政治も天気も景気も、一人ではどうにもなりません。
しかし、自分が至らなかったと考え、その原因を深く考えると、直せる部分は見つかります。まわりを変えるのは大変ですが、自分を変えるのは、できないことではないことです。
たぶん「怒らない」というのはそういうことなんだ、と思います。
政治のせい、景気のせい、天候のせい、あいつのせい……。人はこうして誰かのせいにしているときは、まず笑顔ではありませんよね。怒っています。不満顔です。
原因が他にあると思っているので、それを取り除くのは容易ではありません。政治も天気も景気も、一人ではどうにもなりません。
しかし、自分が至らなかったと考え、その原因を深く考えると、直せる部分は見つかります。まわりを変えるのは大変ですが、自分を変えるのは、できないことではないことです。
たぶん「怒らない」というのはそういうことなんだ、と思います。
追記:この本は、経営について書かれたビジネス本ではなく、跡継ぎ不足のみかん農家や、道後温泉本館の数年に及ぶ大改修による観光客の減少など、愛媛の厳しい現状、そして未来をなんとかしようと奮闘する若い経営者の姿が主に描かれています。