2015年のつぶやき
2015年10月のつぶやき
○よく見せたい見られたい
「明日は、お父さんやお母さんに、いつもどおりの私たちを見てもらいましょう」
などと言っていた先生が、授業参観の当日に、やたらと気合の入った服を着てきたり。
などと言っていた先生が、授業参観の当日に、やたらと気合の入った服を着てきたり。
恋のライバルが多い彼氏のハートをつかむため「昼休みに一緒にお弁当食べませんか? 私の、手作り弁当なんですけど」って言ったけれど、実はお母さんに作ってもらっていました、とか。
「おまえ、今までに何人の女と付き合った?」
「ご、5人かな(←うそ)」
「すごいな、俺は3人だよ(←もちろんうそ)」
「ご、5人かな(←うそ)」
「すごいな、俺は3人だよ(←もちろんうそ)」
人は、実際の姿よりも、よく見せたい、見られたいと思っているものです。
うそはいけないことではありますが、上記の例などはかわいいものでしょう。
うそはいけないことではありますが、上記の例などはかわいいものでしょう。
しかし「俺、この大学に合格したんだけど、実は試験を受けたのは別人なんだ」となると、それは完全に「アウト」ですよね。
外国の自動車メーカーがやった「排ガス検査のときだけ本気を出す浄化装置」は、アウトのほうです。
それは、床に落とした料理を、拾って皿に戻して「ばれなきゃいいや」とお客に出すレストランぐらいアウトです。
それは、床に落とした料理を、拾って皿に戻して「ばれなきゃいいや」とお客に出すレストランぐらいアウトです。
日本でも、まだ記憶にある、似た事例がありますね。
地震の時に建物の揺れを吸収するゴム。その性能試験の結果を都合のいいデータに変えた問題です。
売る側の利益だけを考え、買う側の利益を忘れてしまった結果でしょう。
地震の時に建物の揺れを吸収するゴム。その性能試験の結果を都合のいいデータに変えた問題です。
売る側の利益だけを考え、買う側の利益を忘れてしまった結果でしょう。
たとえ、見た目がいまひとつでも、味がお母さんにはかなわないとしても、自分で作った最高の弁当をお届けしたい。
そんなふうに思う今日この頃です。
そんなふうに思う今日この頃です。