2014年のつぶやき
2014年5月のつぶやき
○先を行くものとして
先月の大きな話題といえば、なんといっても韓国の旅客船沈没でしょう。次々と分かってくる事実に、驚きと、呆れを感じている人も多いと思います。
家電や携帯電話等、またいろいろな分野で日本のメーカーを追い越してくるほどの国が、このようなものだったのかと。
基準値の3倍を超える過積載だったとか、貨物をしっかりと固定していなかったり、とか、安全性を無視した利益重視の姿勢が事故の原因だとも言われています。
家電や携帯電話等、またいろいろな分野で日本のメーカーを追い越してくるほどの国が、このようなものだったのかと。
基準値の3倍を超える過積載だったとか、貨物をしっかりと固定していなかったり、とか、安全性を無視した利益重視の姿勢が事故の原因だとも言われています。
韓国はひどすぎる、日本ではありえない、などと思ったりしますが、日本もつい9年前に、福知山で列車が脱線し、100名以上が亡くなっています。過密すぎる運行ダイヤが運転士の焦りを招いた可能性があります。
9年もさかのぼらなくても、2年前には関越自動車道で、高速バスが防音壁に突っ込み、犠牲者が出ています。それも、コストダウンによる運転手の過労が原因でしょう。
9年もさかのぼらなくても、2年前には関越自動車道で、高速バスが防音壁に突っ込み、犠牲者が出ています。それも、コストダウンによる運転手の過労が原因でしょう。
日本も長い不況の中、コストダウンに追われ、相当な無理をしているところも、たくさんあると思われます。まだ中の人が必死でがんばっているために表に出てこないだけで、実は事故寸前なことが日本のいたるところで起こっているのかもしれません。
コストダウンのために安全性を犠牲にしてはいけない。そんなことは何年も前からずっと言われていることです。しかしどれだけ警告を出そうとも「うちは大丈夫」と思ったりするのも人間です。けれども、取り返しのできない事態になってから反省しても、もう遅いのです。