2013年のつぶやき
2013年9月のつぶやき
○想像する力
「自分がこのように行動したら、どんなことが起きるのだろう」
人は、常に瞬時瞬時で、未来の予測や想像をして生きています。
おしゃべりをしているときでも「この話題はこの人に向いていないんじゃないか」とか「敬語で行くか、くだけた話し方でOKか」とか「この言い方はきつすぎるから、なにかもっと丸めた表現で」とか、相手の気持ちなどを想像しながら、というのが普通ではないでしょうか。
おしゃべりをしているときでも「この話題はこの人に向いていないんじゃないか」とか「敬語で行くか、くだけた話し方でOKか」とか「この言い方はきつすぎるから、なにかもっと丸めた表現で」とか、相手の気持ちなどを想像しながら、というのが普通ではないでしょうか。
最近、この想像力に欠けたニュースが流行りました。
店員が、アイスのケースに入ったり、厨房の冷蔵庫に入ったり、食材で遊んだりするようすを写真に撮ってインターネットに公開してしまうものです。
こんな馬鹿なことを起こした人たちも「同じ写真をポスターにして、町のあちこちに貼っちゃうぞ」といえば「それはちょっと待って」と言うでしょう。なのに世界中の人が簡単に見られる場所には公開してしまいます。本当に、なぜでしょうね。
想像力は、大事です。
会社のホイストクレーンを修理したら、操作ボタンの「東西南北」が他の場所のものと違ってしまって非常に使いづらいことになってしまいました。
会社のホイストクレーンを修理したら、操作ボタンの「東西南北」が他の場所のものと違ってしまって非常に使いづらいことになってしまいました。
修理した業者が「他のボタン配置はどうなっているのだろう」と稼働中の別のホイストを見てみればよかったのです。
「これでお客さんは使いやすいだろうか」「このでっぱりは危険ではないのか」「頻繁に取り外しをする部品なのに、そのたびにレンチを使うのは面倒なのではないか」などなど、機械のメーカーとしては、使用する人を想像することはとても大切なことです。
「これでお客さんは使いやすいだろうか」「このでっぱりは危険ではないのか」「頻繁に取り外しをする部品なのに、そのたびにレンチを使うのは面倒なのではないか」などなど、機械のメーカーとしては、使用する人を想像することはとても大切なことです。
それは、社長であっても社員であっても、アルバイトやパートでも同じだと思うのです。