2011年のつぶやき
2011年4月のつぶやき
○日常
3月11日。
その週の日曜日、いつものように平日よりは遅く起きて、いつものようにテレビをつけました。その中にはいつもと違う光景がありました。
ほぼすべてのチャンネルが、同じような映像を何度も、何度も繰り返していました。
パソコンをインターネットにつなぐと、そこにもニュースは流れ込んでいました。
その週の日曜日、いつものように平日よりは遅く起きて、いつものようにテレビをつけました。その中にはいつもと違う光景がありました。
ほぼすべてのチャンネルが、同じような映像を何度も、何度も繰り返していました。
パソコンをインターネットにつなぐと、そこにもニュースは流れ込んでいました。
テレビを消し、ノートパソコンを閉じて、庭に出てみました。
頭上には青い空、白い雲。小鳥のさえずりが春の到来を告げているようです。道端には、冬を耐えた雑草が、紫色の小さな花をつけていました。
瀬戸内海は、いつもと変わらずおだやかで、漁船が数隻、見えます。
畑では、農家の方が、トラクターで土を耕していました。
頭上には青い空、白い雲。小鳥のさえずりが春の到来を告げているようです。道端には、冬を耐えた雑草が、紫色の小さな花をつけていました。
瀬戸内海は、いつもと変わらずおだやかで、漁船が数隻、見えます。
畑では、農家の方が、トラクターで土を耕していました。
そこには、いつもとまったく変わらない日曜日がありました。
立ち話をしているおじさんたちの話題が、地震のことである以外は。
立ち話をしているおじさんたちの話題が、地震のことである以外は。
この、のどかな風景も現実。そしてテレビの中にある風景も、実際に起こっている現実です。
東日本がどのような状態であっても、原子力発電所が危険な状態であっても、今夜、布団に入ったら、明日はいつものように会社へ出勤するのでしょう。そして、いつもと同じ一週間が始まるのでしょう。
東日本がどのような状態であっても、原子力発電所が危険な状態であっても、今夜、布団に入ったら、明日はいつものように会社へ出勤するのでしょう。そして、いつもと同じ一週間が始まるのでしょう。
会社に行って、へとへとになって帰宅して。そんな平凡な毎日の繰り返し。
そんな平凡な日常が、実はとてもありがたいことなのだと、改めて感じました。
そんな平凡な日常が、実はとてもありがたいことなのだと、改めて感じました。
残業だって、全然つらくない、そう思えます。
……いや、やっぱりつらいです。