2010年のつぶやき
2010年1月のつぶやき
○努力は認めていただきたい イヤです!
民主党には本当に感謝しています。
今月は何を書こうかと迷っていると、いいタイミングでネタを提供してくれるのですから。
今月は何を書こうかと迷っていると、いいタイミングでネタを提供してくれるのですから。
昨年12月16日。政権発足三ヶ月を迎えた鳩山総理がこう言いました。
「すべてがまだ完璧とは言えないと思う。一生懸命努力していることだけは認めていただきたい。
「すべてがまだ完璧とは言えないと思う。一生懸命努力していることだけは認めていただきたい。
私は、テレビの前で口をぽかんと開けて、もう少しであごが外れるところでした。
プロに求められるのは結果です。残業して、休日も出勤する、ひたすら真面目だが、仕事は遅い社員と、午後5時にはさっさと家に帰ってしまうが仕事はきっちりと仕上げる社員、どちらが優秀ですかということです。
総理大臣というのは政治のプロの、さらにトップ立つ人のはずです。
総理大臣というのは政治のプロの、さらにトップ立つ人のはずです。
たとえば経営状況の悪い会社が、社長を交代して再起をはかったとしましょう。期待された新社長は、決断の必要な場面で、あっちに揺れこっちに揺れて、結局、いろいろな課題を先送りにしてしまい三ヶ月がたちました。その社長が「完璧じゃないけど、すごく頑張っているので、その努力だけは認めてほしい」といったらどうでしょう。
この社長に全てを任せていいのだろうか。この会社は大丈夫なのだろうかと、不安になると思うのです。
この社長に全てを任せていいのだろうか。この会社は大丈夫なのだろうかと、不安になると思うのです。
結果は出なかったけれども、努力は認めてあげましょう、なんて子供のうちだけです。
民主党は、麻生前総理を「庶民感覚がない」と、激しく批判していましたが、庶民感覚のなさは、どっちもどっちではないのでしょうか。