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株式会社伊予機械製作所

〒799-0403
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2010年のつぶやき

2010年7月のつぶやき

○おかえりなさい、はやぶさ
「社長、お呼びでしょうか」
「ああ、君にやってほしい仕事がある」
「はい」
「南アフリカへ行って、あのラッパみたいなやつを買ってきてほしい」
「あ、いや、ブブゼラですね。それならそこらへんの店でも買えますが」
「南アフリカへ行って買ってきてほしいんだ」
「……わかりました」
「交通費、出ないから。徒歩でね」
「いや海もありますよ!」
「じゃあ泳いでね」
「は?」
「衛星電話を渡すから、連絡はできる。日本からできる限りのアドバイスはしよう」
「そんな無茶な」
そのくらい、小惑星探査機はやぶさの旅は過酷だった、と例え話にしてみたのですが、なんだか面白い話になってしまいました。すみません。
やはり、詳しくは公式のページで見るべきですね。
http://www.jaxa.jp/projects/sat/muses_c/index_j.html
奇跡の帰還といわれる、はやぶさですが、奇跡は勝手に起こるものではありません。
・事前に起こりうるトラブルを想定し、あらかじめ対策を立てていた。
・想定外のトラブルでも、地球側のスタッフがあきらめずに知恵を絞って対応した。
宇宙旅行も未知への挑戦ならば、ビジネス世界も同じようなものでしょう。起こるかもしれないトラブルを予測し、あらかじめ対策をとっておくことが、どんなに大切なのかは、普段、仕事をしているときにも身にしみて思い知らされています。
数々のトラブルは、人を、企業を強くします。
はやぶさも2号機は、これらトラブルのデータを生かして、もっと確実に惑星のサンプルを持ち帰る探査機になることでしょう、けれど、も。
今現在、予算がなくて開発に手が出ない状態なんだそうです。
結局、お金、なのでしょうか。宇宙の夢もロマンも。
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