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株式会社伊予機械製作所

〒799-0403
愛媛県四国中央市三島朝日
2丁目13番28号
 
TEL.0896-23-3515
FAX.0896-24-5665
 
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2010年のつぶやき

2010年8月のつぶやき

○壊れた掃除機、失った客
「まったくもう、信じられないでしょう?」
叔母が怒っていました。
それまで使っていた掃除機が動かなくなり、電器店で購入したまではいいが、帰宅して箱をあけてみると。
「どうやってもホースがつながんないのよ。よく見たら、ホースのつなぎ部品が一個入っていなくてね」
それはつながりませんね。
「お店に電話したら、同じ商品のつなぎ部品を渡すので取りに来てください、だって。持って来いっていう話よ」
さらに不運は続きます。部品は手に入り、いざ電源を入れると、うんともすんともいいません。また電器店へ行くはめに。
「おそらく初期不良ですね。無償で修理いたします」
「修理はいいから、新品と交換してよ」
「それは、ちょっと」
店員の対応ははっきりしません。叔母の旦那さんは我慢の限界です。
「掃除機が壊れたから新しいのを買ったんだ。修理が終わるまで掃除せずに待っていろというのか。返品するから金返せ。掃除機は『別の店で買う!』」
このお店は、大事なお客様を一人失ってしまいました。
一人、なのでしょうか。
この話、私の両親と聞きました。3人です。たぶん叔母は近所の人や親戚など知り合いに話をするはずです。私は店名など書きませんが叔母の話には実名がバンバン出てきます。
さらに、この話を聞いた人が、その知人に話を伝えたらどうなるでしょう。お店のマイナス評価が一気に広がってしまいます。
一人のお客様の後ろにはたくさんのお客様、そしてお客様になる可能性を持った人たちがいるのです。
「あのお店では買うな」よりも「ぜひあのお店で買いなさいよ」というプラス評価の口コミが広がるように、努力しなければ、と思う叔母の体験談でした。
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