本文へ移動
2025年3月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  • 土曜休日
株式会社伊予機械製作所

〒799-0403
愛媛県四国中央市三島朝日
2丁目13番28号
 
TEL.0896-23-3515
FAX.0896-24-5665
 
0
8
3
7
0
8

2006年のつぶやき

2006年12月のつぶやき

○理屈はいつも死んでいる
サンマーク出版から出ている本で、高原慶一朗という方が書いています。
高橋慶一朗氏は、愛媛県四国中央市川之江出身(当時は川之江市)です。現在は、ユニ・チャーム株式会社会長をされています。ユニ・チャームといえば、紙加工品を扱う大企業。紙や不織布、それら製品を包むパッケージの印刷などをする機械を作っている伊予機械製作所としても興味津々な会社であります。
新聞で紹介されているのを見た瞬間に「これは読まねばなるまい」と本屋さんに駆け込みました。結局見つからなかったので、インターネットから注文しましたが。
帯の部分にこう書かれています。
「大切なことは頭をひねっても出てこない」
机の上で理屈をこね回していても、解決策は出てこない。現場に出よう、答えは現場にある。そのようなことが書かれています。ここでの現場とは、製造や開発の現場だけではなく、お客さんが実際に使っている現場、作った製品が売られている現場もさしています。
ユニ・チャームの主力製品は生理用品や紙おむつです。購入者が直接身につけ、肌に触れるものなので、現場(消費者)の意見が非常に重要なものとなるのです。
もちろんこれは、すべての企業に言えることだと思います。
この本は、経営者やリーダーとなる者、人の上に立つ人など、部屋にこもりがちな人々に対して、「現場第一主義」をすすめる本となっています。ただ、そういう立場でない人でも十分に読んで面白いものとなっています。
「ユニ・チャームの開発部の男性社員には、ナプキンに水をしみこませて自分自身に装着し、一晩寝てみた人がいる」なんてエピソード、なかなか興味深いでしょう。
TOPへ戻る