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2005年のつぶやき

2005年9月のつぶやき

○いったい台風とはなんなのか?
9月に入っていきなりの上陸は14号でした。四国への直撃はなかったものの、被害は残していきました。しかし、干上がっていたダムに水を満たしたのも事実なので、たんに悪者扱いもできないところなのです。
ところで、熱帯低気圧と台風はどこで線が引かれているのでしょうか。これほど被害に遭いながら、私たちは、台風についてあまり知らないのではないでしょうか。
台風とは『北太平洋や東シナ海に発生する熱帯低気圧で、タイフーンともよばれる。最大風速が17.2m/s以上に達したものを台風とよび、それ以下のものを弱い熱帯低気圧とよんで区別している。』とのことです。ポイントは最大風速のようです。
アメリカを襲ったのは「ハリケーン」と言われていますが。これについては。
『メキシコ湾・カリブ海に発生するものはハリケーン、ベンガル湾やオーストラリア付近に発生するものはサイクロンとよんでいる。』ということです。
名前は違っても、すべて台風なんですね。
台風が生まれるのは暖かい海です。海面から蒸発した水蒸気が空で冷やされて水分を多く含んだ雲になります。暖かい空気は上へ上へと上がります。下のほうの空気は薄くなり(気圧が下がる)そこには周りから空気が流れ込んできます。流れ込んできた空気は暖められてまた上に上がり、というのを繰り返して、台風は大きくなっていきます。
エンジンが動き続けるにはガソリンが必要なのと同じように、台風もエネルギーが補給されないと衰えます。台風は水蒸気が補給され続けないと弱まります。地面の上では海の上ほど水蒸気が蒸発しないので上陸すると勢力は急に弱まっていきます。温度が低くなる北のほうに行くと弱まるのも、暖められた空気が上昇気流を作るという循環が途切れるためですね。
台風は、進んでいる方向に対して右側のほうが風が強いということなので、中心が真上を通らなかったからといって安心はできません。
参考: Microsoft(R) Encarta(R) Encyclopedia 2000. (C) 1993-1999 Microsoft Corporation. All rights reserved.
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