本文へ移動
2025年3月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
  • 土曜休日
株式会社伊予機械製作所

〒799-0403
愛媛県四国中央市三島朝日
2丁目13番28号
 
TEL.0896-23-3515
FAX.0896-24-5665
 
0
8
3
7
0
9

2005年のつぶやき

2005年10月のつぶやき


○Jリーグには腹が立つけれど
長いすがダメなら、なぜもっと早く言ってくれなかったんだ。
誰もがそう思ったでしょう。
愛媛県は、県の陸上競技場に、長いすを設置しました。サッカーチームの愛媛FCがJリーグに上がるための条件のひとつとして、1万人以上を収容できるスタジアムが必要だったからです。
2005年3月の改修で、10600席を確保しました。
しかし、Jリーグ側は、「長いすではダメ。3000席は個席を確保しなければ」と注文をつけます。
ここで「ふざけんじゃねえ、約束が違うじゃねえか、Jリーグなんかこっちからお断りだ」と啖呵をきりたいところなのですが、現実は、「個席化しますから、入れてください」と頭を下げてお願いしているんですね。
競技場の改修に約1億4千万円がかかっています。県はさらに約1億8千万円を追加で出すことにしました。そのお金は、どこから出るんですか?
問題は「特に愛媛FCを応援していない人」まで、気づかないうちにこの改修費を払わされているということです。競技場はサッカー専門ではないとはいっても、納得できない人も多いはずです。
これが普通の企業で、作り上げた製品を顧客が見に来て「ここをこうしてほしい」と言ったら、しかもそれが「設計からやり直すくらいの大改造」だったら、大変なことになります。改造費は発注側が出すのならば、まだなんとかなりますが。「こちらの要求通りにできていないのだから、そちらの負担でやるべきだ」と言われたらどうでしょう。
愛媛FCとJリーグも、お互いに誤解や勘違いがなくなるまで話し合ったり、文書の交換をしたりしていれば、二億近い追加出費は避けられたかもしれません。
受注側と発注側が、事前にきちんと話し合っておくことの重要さを思い知らされた出来事でした。
TOPへ戻る