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2004年のつぶやき

2004年11月のつぶやき

今、自分にできることをやってみる
10月を振り返れば、四国中央市は、やはり台風災害のことが思い出されます。尊い命も失われてしまいましたし、多くの家屋が浸水による被害、風などによる被害を受けました。
今回の災害で、自治体が避難を指示するまで待っていては遅いということが分かりました。自分の住んでいる場所は自分がよく知っています。まず、平時から、自分の家の周りを散歩しましょう。ぼーっと散歩してはいけません。あふれそうな川や用水路、崩れそうな斜面など危険がありそうなものを確認しましょう。川などは普段の水位などを気にとめておきましょう。いざ避難となったら、どう逃げるかルートも考えておきましょう。道路がだめになることも考えて数種類の避難経路を考えておくことも必要です。持ち出す荷物を用意することも面倒くさがらずにやっておきましょう。
自治体も、市民の努力だけに頼っていてはいけません。連絡の取り方、避難勧告を出す条件を煮詰めましょう。毛布やテント、食料、トイレなどなど、いざ災害が起こったときにどうするかちゃんと考えておきましょう。最低三日は外からの援助なしでしのげるようにしなければなりません。この前の台風で、案外簡単に道路が分断されると分かったのですから。
備えあれば憂いなし。耳にたこができるほど聞かされたこの言葉、やはりこれにつきるのです。それぞれの立場で、精一杯できることをやってさえいれば、あとから”非難”されることは少なくなっていくでしょう。
すっかり遅れてしまって時期はずれだと思っていたら、静岡で豪雨、車が水没し、亡くなられた方がいるそうです。危険はいつどこで襲ってくるか分かりません。台風シーズンが終わったからといって気を抜かないようにしなければなりません。
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