今月のつぶやき
2024年10月のつぶやき
「失敗した」ではなく「経験した」と言おう
無駄な買い物をしてしまったときや、無駄にお金を使ってしまったときに「高い授業料だったな」と言うのが、なんとなく好きです。
損をして落ち込んでいる気分がまぎれます。そして損を損のままにせずに、次回に生かそうとする前向きな心も感じられて、いいですね。
ごまかしや、負け惜しみと感じることもあるでしょう。でも「どぶにお金を捨ててしまった」と嘆いてしまうより「未来に起こっていたかもしれない大損害をこれで食い止められたかも」と考えると、心のダメージも少なくなると思います。
最近読んだ本で、同じような文章を見つけて、上の話を思い出しました。
その文章がこれです。
『うまくいかなかったときに、それを「失敗した」と言うと、今後の成功を難しくしてしまいます。
でも、「経験した」と言うと、今後の成功の確率がグンと上がります。』
これも失敗した心の傷をごまかしているようにも聞こえます。
しかし意味はあります。
人が行動を起こそうとするとき、一番邪魔をするのが「失敗したくない」という気持ちです。それでも行動できる人はよいのですが「失敗して恥ずかしい思いをするなら、最初からやらないほうがいい」となってしまうのがもったいないということです。
「失敗も経験のひとつじゃないか」と思うことで行動に移すことができるなら、それもありだな、と思えるのです。
参考
『書籍:キミは、幸せな「お金持ち」になる方法を知らないだけなんだ』
著者:森瀬繁智』