今月のつぶやき
2021年12月のつぶやき
時代に合わせて変わる紅白歌合戦
かつての勢いはなくなったかもしれません。でも、大晦日はそれを見ながら過ごしたい。
「紅白歌合戦」です。
今年は、紅組司会、白組司会、という肩書がなくなり、司会、という呼び方だけになったそうです。番組ロゴも、紅白がはっきり分かれずに境界線がぼかされている感じになりました。「男女対抗色」をやんわりと薄めていっているようですね。
男女対抗の歌合戦、という形でやっているわけですけども、別に憎しみ合って戦っているわけでもないし、年末の楽しいお祭りなので、そこまで気を使わなくても、と個人的には思います。もうそんな時代なのでしょうか。
番組では、男女対抗という建前で、男性ボーカルと女性ボーカルが交互に歌を披露します。そうすると結果的に、出場歌手の男女ボーカル比率はだいたい半分半分になりますよね。
国会議員の男女比率や、企業の管理職の男女比率に比べたら、よほど男女平等ではないでしょうか。最近は大人数のアイドルが増えて、人数だけでは男女比が五対五にはなっていないかもしれませんが……。
大晦日恒例ともなっていた「笑ってしまうとお尻を叩かれる番組」も終わるらしいです。なので、せめて紅白は続いてほしいなあ、と思うのです。
紅白と言えば、どんどん演歌が減っているのも昭和生まれとしては寂しいです。男女対抗が問題となるのなら、演歌ポップス対抗、という方式にしてくれると、出場歌手の半分は演歌になるのでいいじゃないですか? どうですかこのアイデア、ダメですか? ダメですね……。