今月のつぶやき
2021年2月のつぶやき
◇手っ取り早く健康を得る
新型コロナで、軽い気持ちで出かけられない状態が続いています。ステイホームです。体力が落ちたり、精神的に弱ってしまう人も出てきています。
人間が、コンクリートに囲まれて生活するようになったのは、その長い長い歴史の中では、ほんのちょっとの時間です。機械を使って発展してきた時間よりはるかに長い間、人間は、山で獣を追いかけ、海や川で魚をとり、作物を育て、牛や鶏を飼ったりしていました。
人が、自然に囲まれた場所にいると癒されるのは、遺伝子に刻まれた記憶のようなものがあるからかもしれません。
『クイーンズランド大学が2016年に行った研究では、1538人のオーストラリア人を対象に、全員が1年のあいだに公園などで自然と触れ合った量を調べたうえで、鬱病や高血圧の発症率とくらべました。
そこでわかったのは、思ったよりも簡単に自然のメリットがえられるという事実です。具体的な数字を紹介しましょう。
・鬱病の場合は、週に1回30分ほど自然のなかにいれば、自然とのふれ合いがない人にくらべて発症リスクが37%も低下する
・高血圧の場合は、週に1回30分のラインを超えたあたりから症状が改善していく』
このように人が作った公園のような自然であっても、健康に与える影響は大きいようです。なので「そんなに外へ出られないよ」という方でも大丈夫です。部屋に観葉植物を置くとか、PCの画面に大自然の映像を表示しておくとか、スマホで自然の音(川のせせらぎとか)を聞くなどしても効果はあるそうです。
人間が、コンクリートに囲まれて生活するようになったのは、その長い長い歴史の中では、ほんのちょっとの時間です。機械を使って発展してきた時間よりはるかに長い間、人間は、山で獣を追いかけ、海や川で魚をとり、作物を育て、牛や鶏を飼ったりしていました。
人が、自然に囲まれた場所にいると癒されるのは、遺伝子に刻まれた記憶のようなものがあるからかもしれません。
『クイーンズランド大学が2016年に行った研究では、1538人のオーストラリア人を対象に、全員が1年のあいだに公園などで自然と触れ合った量を調べたうえで、鬱病や高血圧の発症率とくらべました。
そこでわかったのは、思ったよりも簡単に自然のメリットがえられるという事実です。具体的な数字を紹介しましょう。
・鬱病の場合は、週に1回30分ほど自然のなかにいれば、自然とのふれ合いがない人にくらべて発症リスクが37%も低下する
・高血圧の場合は、週に1回30分のラインを超えたあたりから症状が改善していく』
このように人が作った公園のような自然であっても、健康に与える影響は大きいようです。なので「そんなに外へ出られないよ」という方でも大丈夫です。部屋に観葉植物を置くとか、PCの画面に大自然の映像を表示しておくとか、スマホで自然の音(川のせせらぎとか)を聞くなどしても効果はあるそうです。
日々の暮らしに「自然」を取り入れて、少しでも健康な生活を目指しましょう。
参考図書:最高の体調 ACTIVE HEALTH
鈴木祐