今月のつぶやき
2020年10月のつぶやき
◇幸せは人の数だけ
『「ゲームやオモチャを沢山買ってくれるのは嬉しいけど、運動会や習い事の発表会に自分だけお父さんが見に来てくれないのが一番寂しい。それならゲームなんていらないし広い家もいらないから運動会に来てほしい。友達のお父さんのようにキャンプに連れて行ってほしい」と、彼はとても悲しそうな顔をしてそう呟いた。』
書籍 『大きな嘘の木の下で 田中修治(著)』より
世の中、貧困が問題になっています。ニュースでも景気の悪い話ばかり、みんな買いたいものを買えなくて嘆いています。
ならば、お金の心配をしないで欲しいものが欲しいだけ買えるのが幸せに決まっている!
筆者はそう考え、がむしゃらに働きました。帰宅しない日もあったし、休日も働き、経済的に困らない生活を手に入れました。家族は幸せだろうと思っていました。
ならば、お金の心配をしないで欲しいものが欲しいだけ買えるのが幸せに決まっている!
筆者はそう考え、がむしゃらに働きました。帰宅しない日もあったし、休日も働き、経済的に困らない生活を手に入れました。家族は幸せだろうと思っていました。
しかしある日、一番最初の引用のような言葉を、息子から聞かされるのです。
自分がやっていたのは「自分の幸せの基準の押し付け」だったのだと、気づかされるのです。
『これは会社の経営でも同じだった。みんなでひたすらに働いて、会社を大きくし、ライバル企業を打ち負かし、給料を増やしてあげることが、社員みんなの幸せに繋がるとずっと思ってきた。それが社員にとって一番大事な幸せな会社の在り方だと。
でもそうではなかった。仕事をしていく上で何を「幸せ」と感じるかは100人いれば100通りの形があるのだ。』
でもそうではなかった。仕事をしていく上で何を「幸せ」と感じるかは100人いれば100通りの形があるのだ。』
この著者は、結局、会社経営の目標を「社員を幸せにする」から「社員を豊かにする」に変更したのですが、詳細は本を読んでください、ということで。
好きな料理、好きな芸人、好きなスポーツなどなど、人によって好みも、何が幸せかも違います。そんな当たり前のこともついつい忘れてしまうことがありますね。
気をつけていかねば、と思います。
好きな料理、好きな芸人、好きなスポーツなどなど、人によって好みも、何が幸せかも違います。そんな当たり前のこともついつい忘れてしまうことがありますね。
気をつけていかねば、と思います。