株式会社伊予機械製作所のホームページ

『「重いものを持ち上げる仕事は、お金をもらってもイヤだ」と思いますよね。でもスポーツクラブでは皆お金を払って嬉々として重いものを持ち上げています。
　要するにすべては考え方だということです。自分のやっていることに意味を見出そうとすれば、工夫が生まれるし、モチベーションも維持され、面白くなる』

 

《年収1億稼ぐ人生戦略ガイド》
午党登紀雄（著）より

　最近、読んだ本の文章です。
　なるほど、そういうところはありますね。
　ここで「趣味と仕事は違うんだ」とか「ジムで鍛えられる筋肉と仕事でつく筋肉は違う」とか、そんな細かいところを言っても始まりません。「重いなあ、疲れるなあ、しんどいなあ」と思いながら仕事をするのと「体が鍛えられて、それでいてお金までもらえるなんて」と思いながらやっているのでは、きっと成果にも影響があるでしょうし、心の健康にもつながるものだと思います。
　上記の本にはさらにこう書いています。

『仕事や職業そのものに、最初から「面白さ」や「やりがい」などが備わっているわけではないのです。同じ仕事をしていても楽しいと感じながらやっている人もいれば、嫌々やっている人もいるでしょう。面白さもやりがいも、そして付加価値も、それを付与することができるのは、あなた自身であって、あなた自身の考え方によるのです。』

「この会社は楽しくないし、やりがいもない」なんて思い込むことで、実際以上に苦しい毎日を送り続けているのかもしれません。そうだとしたら、もったいないですね。待っていても、会社から、楽しいことや面白いことを与えてくれることは、まずないでしょう。結局は自分の考え方、になるのでしょうね。

 

　もちろんこれは、ブラック企業でも辞めずに、自分をごまかしながらしがみつけ、なんていうことではありませんよ。