今月のつぶやき
2018年11月のつぶやき
◆これが一般的な会社なら
会社で仕事中に、まあ、なにかの理由で骨折してしまった。(としましょう)
「おいちょっとどうした。それ普通じゃないだろう。病院へ行ったほうがいい」
「けど、ここで病院へ行ったら納期に間に合わなくなります。このままいかせてください」
「そ、そこまでいうなら止められないな」
「けど、ここで病院へ行ったら納期に間に合わなくなります。このままいかせてください」
「そ、そこまでいうなら止められないな」
なんて。
それで膝とかすりむいて血だらけになっても、納期には何とか間に合った。
だとしても。
これが労働基準監督署に伝わったら、ものすごく怒られます。絶対に。
調査にも来て、監視も以前より厳しくなるでしょう。
調査にも来て、監視も以前より厳しくなるでしょう。
レース中に骨折した選手が四つんばいで膝をすりむいて、血を流しながらもたすきを渡す映像は衝撃でした。いろいろと議論を呼ぶこととなりました。
スポーツと仕事では違うところもあるでしょう。しかし、この事態をスポーツ以外に置き換えると、とても異常なことになるのもまた事実です。
同じレースで、脱水症状でフラフラの選手を、ほぼまともに動けなくなるまで見守る、ということもありましたが、これも会社でやったらとんでもないことです。
「ここでみんなに迷惑はかけられない、やりとげなければ」という責任感の強い選手(社員)はいます。そういう人は自分からやめるとはなかなか言いません。そこは責められません。
なのでやはり「レース(納期)のことは自分がなんとかするから、とにかく病院へ行け」と言う人が必要なのだと思います。