株式会社伊予機械製作所のホームページ

　今から７年前のことです。
　ネットで予約したおせちが、大晦日に届いたら、見本の写真とは似ても似つかない代物が送られてきたという事件があったのです。
　販売ページの写真は豪華なおせち。実際に届いたものは、中身がスカスカで、食材も粗末、ぱっと見た感じは、誰かの食べ残し。最悪なものでした。
　ひどいものでは大晦日に届かなかったというものもあったそうです。

 

　どうして今になってそんなことを思い出したのか。

　振袖の販売、レンタル、着付け業者が成人式当日に雲隠れするという事件を見て、大事な日を台無しにされたところが似ているな、と感じたからです。

　おせち事件では、購入者への返金とお詫びの品を送ったそうですが、振袖事件のほうは被害者に全額が戻ることはないのではないかと言われています。

　しかも、振袖の社長は二週間以上たってからやっと謝罪に現れました。しかも「逃げたのではなく、知人の家で待機していた」などというのですから呆れます。

 

　その後すぐに起きた、仮想通貨流失事件では、代表者がすぐに記者会見をしていたのとは対照的です。

 

　あるテレビのコメンテーターが「この人は経営者になってはいけない人だ」と言っていましたが、まったくその通りだと思いました。