今月のつぶやき
2017年11月のつぶやき
□人間にあって動物にはないもの
夜、寝る前に照明を落としたあと、ラジオをつけて聞いています。
そのときにしていた話が「人間だけが持っているもの」でした。
そのときにしていた話が「人間だけが持っているもの」でした。
動物にはなくて人間にはあるもの。人間を人間にしている根本的なものです。あくまでも一つの説ですが。
それは「実在しないものを信じること」なのだそうです。
「今日はライオンに襲われたけど、逃げ切ることができた。これも日ごろの行いを神様が見ていてくれたからだ」なんて、動物は思いません。
また、印刷された紙にすぎない紙幣に価値を認めるのは、特に形のない「国の保証」を信じているからです。なので、住んでいない土地のお金、たとえばカラフルなユーロ札は、馴染みがないとオモチャのように見えてしまいます。
「今日はライオンに襲われたけど、逃げ切ることができた。これも日ごろの行いを神様が見ていてくれたからだ」なんて、動物は思いません。
また、印刷された紙にすぎない紙幣に価値を認めるのは、特に形のない「国の保証」を信じているからです。なので、住んでいない土地のお金、たとえばカラフルなユーロ札は、馴染みがないとオモチャのように見えてしまいます。
見えないものを信じている、という点では「企業の信用」もそうでしょう。「あんな大きなメーカーが、ばれたら自分が不利になるような不正をすることはないだろう」「有名なメーカーだからちゃんとやっているのだろう」と、信頼しています。その多数の信頼を揺るがすようなことをしたので、製鉄や自動車の大メーカーはあちこちから非難されています。
もちろん、積み上げてきた信用については、大小に関わらず、どんな企業も大事なことに変わりはありません。