2016年のつぶやき
2016年2月のつぶやき
○よくわからないこと
痛ましいバス事故が起きてしまいました。
たくさんのメディアが取り上げ、あまりにもずさんなバス会社の運営や、異常に安い見積もりで仕事を依頼する旅行会社など、業界の闇の部分が見えてきて、不安になってしまいます。
そんな中、このような考察も多くありました。
たくさんのメディアが取り上げ、あまりにもずさんなバス会社の運営や、異常に安い見積もりで仕事を依頼する旅行会社など、業界の闇の部分が見えてきて、不安になってしまいます。
そんな中、このような考察も多くありました。
「バス事業が免許制から認可制になって、参入者が増え、競争が激しくなり、異常な低価格化が起こったのがそもそもの原因」
私は、卒業してからずっと会社員で、経営を志す人の考えがいまひとつわからないところもあります。
規制緩和で参入しやすくなった、ということはライバルが一気に増えることは簡単に予想できることと思います。しかも、すでに旅行会社と契約している既存のバス会社とも戦わなくてはなりません。やる前から競争の激しい世界だとわかっているのです。
なぜそんな場所にわざわざ飛び込んでいくのでしょうか。
もし自分なら、あえてそこに入っていくならば「勝てる作戦」を練っていくと思います。
たとえば、まんべんなくお客を確保するのをやめて、「ここだけは得意だ」という部分を売りにするとか。
外国人観光客を取り込むため「運転手は全員、英会話(または中国語や韓国語とか)ができる」とか、高齢者旅行者に特化して「運転手は救急救命士や介護の資格を持っている」など。
いやいやそんなアイデアでは勝てないよ、と言いたい方もいるかもしれませんが、そこは素人考えなのでご容赦を。
規制緩和で参入しやすくなった、ということはライバルが一気に増えることは簡単に予想できることと思います。しかも、すでに旅行会社と契約している既存のバス会社とも戦わなくてはなりません。やる前から競争の激しい世界だとわかっているのです。
なぜそんな場所にわざわざ飛び込んでいくのでしょうか。
もし自分なら、あえてそこに入っていくならば「勝てる作戦」を練っていくと思います。
たとえば、まんべんなくお客を確保するのをやめて、「ここだけは得意だ」という部分を売りにするとか。
外国人観光客を取り込むため「運転手は全員、英会話(または中国語や韓国語とか)ができる」とか、高齢者旅行者に特化して「運転手は救急救命士や介護の資格を持っている」など。
いやいやそんなアイデアでは勝てないよ、と言いたい方もいるかもしれませんが、そこは素人考えなのでご容赦を。
経営素人の目から見れば、どっと参入者が増えて、一方、いきなり増えはしない旅行者を取り合う図式になることがわかっている世界に入って「価格競争で苦しいよー」なんて「何を言ってるの?」としか思えないのです。コストダウンで安全がおろそかになるくらいなら、さっさと会社をたたんじゃって下さい、と思うのです。