2015年のつぶやき
2015年9月のつぶやき
○引き際が肝心
先月は、終戦から70年ということで、いろいろとテレビや雑誌などがにぎやかでした。
あの戦争を検証する企画もありました。
始めるのは簡単ですけど、うまく終わらせるのが難しい。特に、予定していた終わり方ができないと分かったときの、終わらせ方が難しいのです。
負けが見えてきた戦争の終わらせ方、失敗しそうな事業からの撤退のタイミング、値が落ち続けている株の扱い、なかなか絵が揃わないパチンコ台を移動するか、それとも待つか、などなど。
始めるのは簡単ですけど、うまく終わらせるのが難しい。特に、予定していた終わり方ができないと分かったときの、終わらせ方が難しいのです。
負けが見えてきた戦争の終わらせ方、失敗しそうな事業からの撤退のタイミング、値が落ち続けている株の扱い、なかなか絵が揃わないパチンコ台を移動するか、それとも待つか、などなど。
引き際を間違えた、といえば、東京オリンピックのエンブレム問題です。
個人的には、外国の劇場から指摘があったときに「盗用ではありません、が、確かに似ているので撤回か修正をしたい」などとするのがよかったと思ったりしています。でも盗作ではないのに取り下げる、なんていうことは、プライドもあり、難しいのでしょう。
終わらせる最後のチャンスは、バッグのイラストのデザイン盗用のことが出たときだったと思います。
個人的には、外国の劇場から指摘があったときに「盗用ではありません、が、確かに似ているので撤回か修正をしたい」などとするのがよかったと思ったりしています。でも盗作ではないのに取り下げる、なんていうことは、プライドもあり、難しいのでしょう。
終わらせる最後のチャンスは、バッグのイラストのデザイン盗用のことが出たときだったと思います。
しかしここで、デザイナーは「あれは部下がやったこと」と言ってしまいます。それは問題を起こした政治家が「秘書がすべてやったこと」と言っているのを連想させて、非常に印象の悪いものでした。それまで擁護していた人の多くが、批判する側になってしまいました。
そうこうしているうちに、釈明会見での画像に、他人のサイト画像の無断借用と改変があることが分かり、結局はエンブレムを撤回して白紙に戻してしまいます。
そうこうしているうちに、釈明会見での画像に、他人のサイト画像の無断借用と改変があることが分かり、結局はエンブレムを撤回して白紙に戻してしまいます。
始めることよりも、終わらせることのほうが難しい。本当にそう思います。