2013年のつぶやき
2013年3月のつぶやき
○ちゃんとしている感
父が入院しました。
CT画像を見ながら、医師はこう言いました。
「手術が必要です。一週間後、午前9時からでどうでしょう」
それから、あっという間に一週間は過ぎ。
CT画像を見ながら、医師はこう言いました。
「手術が必要です。一週間後、午前9時からでどうでしょう」
それから、あっという間に一週間は過ぎ。
当日の午前8時半、私と母は、病院に行きました。
病室に入ると、父の頭が、丸刈りになっていました。手術は頭部なので、そうしたのでしょう。
私が、起きて顔を洗って、朝食をとっているくらいの時間に、ここでは父の頭を剃っていたのです。朝早くから、仕事をしていますね。
その後、病室には移動用のキャスター付ベッドが入り、父を乗せ換えて手術室へと運んでいきました。私たち家族と親戚の数人は、階段で一階の手術室の前へ。
父は、9時前には手術室に入り、しばらくして「手術中」の赤いランプが灯りました。
時間通りです。
いえ、当たり前のことなんです。でも、たったそれだけのことで生まれる安心感は大きいものです。
この病院は「ちゃんとしているな」と。
病室に入ると、父の頭が、丸刈りになっていました。手術は頭部なので、そうしたのでしょう。
私が、起きて顔を洗って、朝食をとっているくらいの時間に、ここでは父の頭を剃っていたのです。朝早くから、仕事をしていますね。
その後、病室には移動用のキャスター付ベッドが入り、父を乗せ換えて手術室へと運んでいきました。私たち家族と親戚の数人は、階段で一階の手術室の前へ。
父は、9時前には手術室に入り、しばらくして「手術中」の赤いランプが灯りました。
時間通りです。
いえ、当たり前のことなんです。でも、たったそれだけのことで生まれる安心感は大きいものです。
この病院は「ちゃんとしているな」と。
これが次のようだったらどうでしょう。
看護師が不慣れなもので。
必要な機材が到着していませんので。
麻酔技師が家を出る時間を間違えまして遅刻しておりまして。
手術の手順を再確認しておりますので。
必要な機材が到着していませんので。
麻酔技師が家を出る時間を間違えまして遅刻しておりまして。
手術の手順を再確認しておりますので。
などという理由で
「申し訳ありません。手術開始を10時からにしてください」
「申し訳ありません。手術開始を10時からにしてください」
そんなことになったら「この病院、大丈夫なんだろうか」と不安になってしまいます。
たとえ、担当医の腕がよかろうとも、です。
たとえ、担当医の腕がよかろうとも、です。
この「ちゃんとしている感」は、とても大事なものなんだと実感しました。それは病院に限る話ではありません。
たとえ小さな工場でも、建物が少々年季の入ったものであっても「この会社はちゃんとしている」とお客様に思ってもらえることが重要なのではないかと思います。
たとえ小さな工場でも、建物が少々年季の入ったものであっても「この会社はちゃんとしている」とお客様に思ってもらえることが重要なのではないかと思います。