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2013年のつぶやき

2013年5月のつぶやき

○三國連太郎さんの遺言
2013年4月14日。俳優の三國連太郎さんが亡くなりました。
長寿映画としては「寅さん」がありますが、私は「釣りバカ」世代でした。あの社長と平社員の不思議な関係に魅了されたものです。
私は訃報を聞いたとき、釣りバカ日誌シリーズ最後の作品の言葉が浮かんできました。鈴木建設の社長から会長となり、そして退任を発表する際の最後の演説です。
テレビで放送したのを録画してあったので、それを見ながら、文字にしてみました。

---釣りバカ日誌ファイナル(2009)松竹 会長挨拶---
---ここから---
私は、本日で会長を退任いたします。
タダ働きがイヤになったわけではないから、誤解のないように。(会場:笑い)
自分の立ち上げた会社を去るのは、つらいものです。
しかし、この会社は、私のものではない
ここにいる経営陣のものでもない
株主のものでもない
君たち社員のものだ。
私は鈴木建設の株をすべて会社に寄付をして、去る。
鈴木建設は、安全で使いやすく、美しい建物を作り、自然環境を大切にし、利益は薄くとも、働く人たちと、その家族の生活を大切にする。
これは、企業の、社会に対する義務だ。
仮に、経営不振となれば、それは経営者の責任であり、雇用に手をつけるときは、その前に経営者は辞めなければならない。
これは創業者としての、私の遺言だ。
かつて長嶋茂雄は「巨人軍は永久に不滅です」と宣言をしてチームを去りました。
最後に、私も同じことを言いたい。
鈴木建設、社員諸君、すべての従業員。アルバイト、パート、下請けで働くみなさん。
鈴木建設は、永久に不滅です!
---ここまで引用---
現実にない会社の、現実にはいない会長の言葉です。そして映画でも、このシーンのあと「ここまでは作り物ですよ」と言わんばかりに、映画の打ち上げ会のようになります。
現実の世界も映画の世界も、実は薄皮一枚の差でしかないのかも。
そんなふうに思いました。
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