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株式会社伊予機械製作所

〒799-0403
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2012年のつぶやき

2012年7月のつぶやき

○旅の気づき
旅は、発見の連続です。
人生の肥やしになる、よい発見もありますが、残念ながら、悪い発見もあります。
宴会の料理は、一度には出てこないことが多いものです。たいていは一人用テーブルにある程度用意されていて、食べ進めると、空の器を持っていったり、次の料理が運ばれてくるのが一般的でしょう。
旅館によっては、次に何が出てくるのかが分かるように、料理のリストをつけているところもありますが、それがなかった旅館でのお話。
宴会も、さあ後半というあたりで、運ばれてきたのは味噌汁でした。
「ちょっと待ってくださいね」
そう言いながら置いていったので、私は「熱いので注意してね」くらいの意味に受け取りながら、思ったほど熱くもなかったので飲んでしまいました。
それから数分たって、今度は茶碗一杯の白飯が回ってきたのです。
そのとき、初めて理解しました。
「後からご飯を持ってくるので、味噌汁に手をつけるのは待っていてね」という意味だったことを。
ああ、だったら最初からそう言ってほしかった。
どうするの、これ。
白いご飯だけ。
まあ、落ち着け。何もないわけではなかろう。テーブルの上をよく見ると、手をつけていなかったので回収されていなかった漬物の小皿が。
あまり普段は漬物を食べない私ですが、このときは漬物が救世主に見えました。
漬物ってありがたいですね。
じゃ、なくて。そういうことじゃなくて。
「後からご飯が来ますよ」とか、一言ほしかったという話です。または、一緒に持ってきてほしかった。
もちろん黙っていなくて「ご飯があるならそう言ってくれたらよかったのに」と言った人もいました。それに対し旅館の従業員が「ですからお待ちくださいと言いましたのに」と、こちらの責任を強調する言い方をしたのも、とてもマイナスポイントでした。
「また来たいな」とか「○○へ行ったら、△△っていう旅館がおすすめだよ」などと言いたくなるようなサービスをしないと、まずいと思うのですが。
一晩部屋を貸す、それだけが旅館の仕事ではないと思うのです。
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