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2011年のつぶやき

2011年9月のつぶやき

○ディズニーの教え方
今ごろ、なのですが、震災の時のディズニーランドの対応がよかったというのを雑誌で見かけて、ちょっとネットで検索してみたら、そのとき、その場にいた人の書き込みがたくさんありました。
震災直後は建物の安全を確認するまで、客は外に待機していました。そのうち日が暮れて寒さが襲ってきます。一時的にナイロン袋やダンボールが配られました。
余震も小さくなり、安全が確認された建物内に客が誘導されました。そのときに使ったダンボールなどは放置していったそうなのですが、しばらくして外を見るとそれらがなくなっていたそうです。この大変な時であっても、園内の掃除は怠っていなかったのです。
タバコを吸う人は喫煙所に行かなければなりませんが、あきらかに灰皿がこまめに掃除されていると驚いていました。
そこで、このような本を購入してみました。
「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方」
福島文二郎 著 中経出版 本体1300円
従業員のほとんどがアルバイトで、激しく入れ替わるにもかかわらず一定の質は常に保っている、そんな秘訣が書かれていると思ったからです。
しかし、読んでみて拍子抜けしました。
ディズニーのやっていることは当たり前のことばかりだったのです。逆に言えば、私たちはその当たり前のことができていない、または忘れてしまっているのだということなのでしょう。
最後に、印象に残った部分を紹介します。
著者は、ある日電車の中で、ディズニーの裏側が見えるような話を友人としてしまったそうです。
すると女性が近づいてきてこう言いました。
「すみません、ディズニーのキャストの方ですか。2人のお話がまわりの人に聞こえちゃってるんですけど。やめていただけませんか」
その女性はアルバイトだったそうです。
その女性はもちろん、目の前の人が社員であるとは知らなかったのでしょうが、アルバイトが正社員に注意する、それができる職場なのですね。
それができるのも、自分の仕事や職場に誇りを持っているからだと思うのです。
本の概要についてはこちらで。
9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方
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