2011年のつぶやき
2011年10月のつぶやき
○地上テレビのデジタル化により
「えー、昨日の夜、○○という番組に△△という企業が紹介されていましたが、見た人はいますか」
朝礼の時に社長が、問いかけますが、社員側からは返事がありません。残念そうな社長の表情が胸に刺さります。
朝礼の時に社長が、問いかけますが、社員側からは返事がありません。残念そうな社長の表情が胸に刺さります。
別に、頭の悪そうなタレントが騒いでいるだけのような番組を見ていたから、ではありません。
私の場合は、そもそもテレビを見る、ということをほとんどしなくなってしまったのです。きっかけは、そう、地上デジタル化でした。
とりあえずは、アナログテレビに地上デジタルチューナーを取り付けて、受信だけはできるようにしてありますが、電源を、テレビとチューナーの2回押さなければならない、など操作がそれまでより面倒になってしまい、定時のニュースくらいしか見なくなりました。
帰宅したらとりあえずテレビをつけていた過去の生活とは大違いです。
とりあえずは、アナログテレビに地上デジタルチューナーを取り付けて、受信だけはできるようにしてありますが、電源を、テレビとチューナーの2回押さなければならない、など操作がそれまでより面倒になってしまい、定時のニュースくらいしか見なくなりました。
帰宅したらとりあえずテレビをつけていた過去の生活とは大違いです。
かわりに時間が増えたのがインターネットです。ニュースを見ては、ネットにて「セシウム」や「ヨウ素」、「ベクレル」「シーベルト」と見慣れない言葉を検索して調べたりします。調べた先で、また新しい言葉が出てきて、それをまた検索、などとやっているとあっという間に時間が過ぎてしまうのですね。
またテレビでは地震や台風のときは、それ一色になりますが、ネットでは、その間のリビア情勢とかも追うことができました。
少し前に、ある言動がきっかけで大臣が変わりましたが、その時も「人が一人もいなくて、雑草が生え放題、クモの巣張り放題、野良と化したペットがうろつくまちを見て『死のまち』と表現することはそんなにいけないことなのだろうか」という意見がネットでは、結構たくさん見ることができ、「けしからん」一辺倒のテレビだけを見ているのとはずいぶん印象が違うなあ、と感じたものです。
テレビの情報は、何重ものフィルターを通ってきたものといえるでしょう。ネットの情報はフィルターが少ないかわりに、間違った情報も含んでいます。メディアの特徴を理解して、情報とはうまく付き合っていく必要がありそうです。