2010年のつぶやき
2010年10月のつぶやき
○レアアースなんて言葉、最近知りました
尖閣漁船衝突事件にからんでなのかどうか、あちらさんは否定しているのでどうこう言えませんが、レアアースを止められたら、日本は大変困ってしまう、ということは、はっきりしました。
レアアースは、国際市場の97パーセントを中国が占めているのだそうです。
パイプが一本しかないというのは非常にまずい状態です。
パイプが一本しかないというのは非常にまずい状態です。
中小企業にたとえれば、自動車部品を作っている会社があるとしまして、その会社は実質、大自動車メーカーの専属下請け的立場であるとします。大自動車メーカーの傘下ではありませんが、取引相手がそこしかないということです。
それでは、ここ数年のように景気が悪くなって、大自動車メーカーの車が売れなくなったら、部品メーカーも打撃を受けます。しかもパイプは一本しかないので、自動車メーカーが無茶な納期で仕事を持ってきたり、単価を下げるように要求してきた場合でも、泣く泣く従わざるをえない状況になってしまいます。
「もうあなたの会社とは取引をしない」と言われたらおしまいだからです。
「もうあなたの会社とは取引をしない」と言われたらおしまいだからです。
個人でも、保護される預金が、最悪の場合1000万というペイオフが現実のものとなったご時勢、全財産をひとつの銀行だけに預けているという人は、ほとんどいないでしょう。
備えあれば、という言葉がありますように、常にリスクが存在することを頭において、あれがだめならこっちの方法で、これがだめでも第三の案で、というような道をたくさん用意しておくべきですね。
そんなことを、ここ数日の、政府のどたばた劇を見ていて、思いました。