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  • 土曜休日
株式会社伊予機械製作所

〒799-0403
愛媛県四国中央市三島朝日
2丁目13番28号
 
TEL.0896-23-3515
FAX.0896-24-5665
 
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2009年のつぶやき

2009年8月のつぶやき

○お客様の視点
土用の丑の日が過ぎましたが、みなさま、牛は食べましたか?
違いますね。うなぎです、うなぎ。
丑の日の「丑」は、十二支の丑です。やっぱり牛ですね。
ではなぜ牛じゃないのかというと、昔は牛というのは、畑を耕したり、重い荷物を運んだり、と人間のパートナーでありました。そんな牛を殺して食べるなんてとんでもない、という感覚があったからだ、という説があります。
そもそもは「土用の丑の日には『う』のつくものを食べると夏負けしない」という言い伝えのようなものがあったそうです。であれば「うどん」や「瓜」でもいいんじゃないかと思うんですが、そこがなぜ、うなぎなのか、というのは、バレンタインデーになぜチョコレートなのか、というのと、だいたい同じだということです。
営業戦略ですね。
そんな営業戦略に乗っかりまして、スーパーにうなぎを買いに行きました。
安さなら外国産です。どこでとれたって、どこで養殖されたってうなぎはうなぎでしょう。食べられればどこだっていいじゃない、味の違いなんて素人には分からないんだし。
いやいや、ちゃんとしたスーパーが変なものを置いたりはしないと思うんですが、でも、なんだか外国産は不安です。やはりここは少々高くても国産にしましょうか、どうせ年に数回のことなんですから。食卓にうなぎなんて贅沢は。
うなぎコーナーの前で考えます、悩みます。
周りを見ますと「今夜は豚にしようか牛にしようか」「タコにしようかイカにしようか」「手巻き寿司かおにぎりか」みんな悩んでいます。
自分のサイフからお金を出すことを考えると、みんな悩むんです。
そうですね。売り手と買い手ということなら、企業の取引も同じですね。お客様は、いろいろ比較して検討して、悩んで、相談して、選ぶのです。そうして自分たちの作る機械に決定したのだと思うと、身が引き締まります。
製造する側は、そのような思いを持ち続けることが大切だと思います。
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