2009年のつぶやき
2009年11月のつぶやき
○個性を捨てろ、型にはまれ
「個性を捨てろ! 型にはまれ!」
時々、買うものを決めずに書店をぶらぶらすることがあります。
そこで目にとまり手に取ったのがこの本です。
そこで目にとまり手に取ったのがこの本です。
出版される本をすべて読むことは不可能です。存在すら知られずに消えてゆく本もあります。
「買わせる」ことよりもまず「気づいてもらう」ことが大事なのです。
「買わせる」ことよりもまず「気づいてもらう」ことが大事なのです。
そこでこの本です。一般的には「個性を伸ばして、型におさまるな」というところでしょう。その逆をタイトルにすることで、気になってしまいます。「どんなことが書かれているんだろう」と、手にとってパラパラとページをめくります。まさに出版社の狙い通りですね。
「個性を捨てろ」と書いてある本が、実は個性的というのも面白いです。
本は書かれている内容が、いくらすばらしいものでも、こうして、まず知ってもらうことが大事です。
タイトルで買って、じっくり読んでみたら、実はたいしたことがなかった、という場合もあります。そのときでも「やられたなあ」と、全力を出して戦ったスポーツ選手のように、素直に負けを認め、タイトルを考えた人を尊敬してしまいます。「よい戦いだった、また会おう」そんな気持ちで手放します。
タイトルで買って、じっくり読んでみたら、実はたいしたことがなかった、という場合もあります。そのときでも「やられたなあ」と、全力を出して戦ったスポーツ選手のように、素直に負けを認め、タイトルを考えた人を尊敬してしまいます。「よい戦いだった、また会おう」そんな気持ちで手放します。
本のリサイクルショップで。
「よい機械を作れば、それが最高の営業マンとなって宣伝してくれる」といいます。Aという会社が機械を使い、感動すれば、知り合いのB社とか、グループ系列などのC社、などに「巻取りならあの会社のがいいよ」などと伝えてくれるという意味ですね。
ただ、その第一段階である「Aさんに機械を売る」、というのが最大の難関、なのですけれども。
本の内容ですか?
「個性的であることがすばらしい」とする最近の風潮に疑問を提示している本です。本物の個性は、「型」にはまった後で出てくるもの、と主張していて、個性そのものを否定する内容ではありませんでした。
「個性的であることがすばらしい」とする最近の風潮に疑問を提示している本です。本物の個性は、「型」にはまった後で出てくるもの、と主張していて、個性そのものを否定する内容ではありませんでした。