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2006年のつぶやき

2006年3月のつぶやき

○オリンピックで金ひとつ
オリンピックで荒川静香さんが、女子フィギュアスケートで金メダルをとりました。日本は、ギリギリでメダルゼロを回避できました。
荒川選手は美しかった。
点数にはならないイナバウアーという技をあえて入れたところに、点数を取ることだけがすべてではない、という心意気を見せてもらいました。
株価を上げるためだけに、美しさも何もなく行動してきた誰かさんとは大違いです。
イナバウアーという技は、ドイツ人、イナ・バウアーという人が最初にやったのでその名がついたものです。ビールマンスピンのビールマンも人名です。新しい技を日本人が開発したら、日本人の名前が技の名前になるのでしょうか。
アナウンサー「出ました。荒川選手のヤマダハナコーです」
解説者「いつもながら美しいヤマダハナコーですね」
アナウンサー「ご覧ください、観客がヤマダハナコーにうっとりしています」
解説者「ヤマダハナコーに対して、拍手がわきおこってますよ」
……ちょっと、考えちゃいますね。
さて、今回の金一個という成績に対して、次回の冬季オリンピックは、派遣選手数を減らそうかという話が持ち上がっているようです。
そうなれば切られるのは、マイナーな種目の人でしょう。スケートやジャンプ、アルペンやスノーボードなどは、援助も多いのですが、出場が危ぶまれたボブスレーとか、リュージュとかは、スポンサーもなかなかつかず、自腹や知人のカンパに頼っている状態で、施設も場所も乏しい中でがんばっています。
大手ばかりが潤って、中小は厳しいという構図は、どこでも同じということなんでしょうかねえ。
*追記
スケートが恵まれているかのように書いてはみたものの、実際のところスケートリンクが次々と廃業しているということで、スケートさえも大変な状況なのです。
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