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2006年のつぶやき

2006年10月のつぶやき

○きれいな花には毒がある
稲が実る田んぼのあぜに、赤い花が咲いています。
この花を見ると「ああ、秋になったんだなあ」と感じます。猛暑であろうと冷夏であろうと、きちんとお彼岸の時期に咲くのは自然の不思議です。
この花をよく見ると、花の下に茎があって、それがいきなり地面に刺さったようになっていて葉がありませんね。秋になるとまず花が咲きます。花が枯れると、葉を出して冬を越します。あまりにも地味な葉なので、普通の人はその存在に気づいていないのでしょう。
葉は春に枯れて、また秋に花を出します。冬に葉を出すのは、冬はライバルが少ないので、太陽の光を受けやすくなるからだということです。自然というのは本当に不思議です。
彼岸花(ヒガンバナ)。別名は、曼殊沙華。
葉が出てくる前に「まず咲く」「真っ先に咲く」ことから変化したものという説があります。
また「死人花」「地獄花」「幽霊花」など、あまりうれしくない呼び方もあるようです。彼岸ごろに咲くからって、あんまりです。
それも仕方がないと思うのは、この花、球根を作るのですが、この球根には毒があって、食べると吐き気や下痢を起こします。きれいだからって、摘んで家に持って帰ったら親に怒られた、という経験はありませんか?
しかしこの毒は、念入りに水で流せば抜くことができるというので、戦時中は食用にしたとも言われています。また、彼岸花の毒は、うまく利用すれば薬にもなります。(危険なので民間療法で利用しないでくださいね)
まさに、毒と薬は紙一重なのです。
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