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2005年のつぶやき

2005年7月のつぶやき

○政治家もサラリーマンも人間だ
6月21日、政府税制調査会が、所得税課税改革に関する報告書を発表しました。
なんだかんだ言って、日本で定職を持っている人のほとんどはサラリーマンなのです。そしてサラリーマンは給料から税が引かれるので「取りそこなう」ことがありません。安定した税収であり、予測もしやすいのです。
増税といっても、控除を減らして、課税所得を上げようという魂胆です。もう結婚して奥さんがいても独身のときより税金のオマケがしてもらえなくなってしまうんです。
『少子化対策のため、扶養控除に代えて子育て支援の税額控除を創設することも検討』しているそうですが、結婚しても税金がお得にならないようにしてしまってどうするんでしょうか。(もちろん税金で得をするから結婚するわけではないですけどね)
橋の談合で、本来もっと安くできる橋の建設が何億も高く見積もられています。浮いたお金はどこから出ているんでしょうか。税金です。そういう無駄金を出さないようにする努力を見せないで増税とは納得できるわけがないでしょう。
政治家も人間だし、サラリーマンも人間です。切れば血は出るし、心臓が止まれば死ぬんです。偉いとか下っ端とかは関係ないです。人間なんです。
机の上で計算しただけで満足していないで、増税される側の身になって考えてください。
実際のところ、私が個人的に腹が立っているのは、増税そのものよりも、それを発表する石弘光会長の、上から下を見るような、あの態度であったりするのですが。
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