2003年のつぶやき
2003年11月のつぶやき
定年とは何なのでしょう
中曽根さんが怒っています。73歳定年制を差別なく適用して、比例代表名簿に入れなかったからです。まあ、この問題、小泉さん側にも、手続き関係上の問題点はあったことは認めますけども、「能力とやる気があれば、年齢など関係ないじゃないか」という、ごもっともな意見を聞くたびに思うんですね、私らごくごく一般の会社員は、いくら能力ややる気があっても、60歳で、よくがんばって65歳までに会社を去らなきゃなんないんですよ。やめちゃっても年金がきちっともらえる保証はないんですよ。それは現在の50代、40代、30代となるほど、年金の不安は大きくなるんです。
で、まあ80歳を大きく越えて、まだ現役で、私らなんぞから見れば目の玉が飛び出るような収入があって、やめるとなれば私らが腰を抜かすような退職金をもらえる中曽根さんは、正直うらやましい、とか思っていたりするわけです。政治家ってそんなに特別な種類の人間ですか? 切ったら赤い血が出る人間なんでしょ。どうしてそんなに優遇されてるのってねえ。
自分の老後のことばかりではなく、大物政治家だと自負するなら、国民の老後のことも考えてはもらえませんかね。
ああ、今回は本当のつぶやきになってしまいました。