今月のつぶやき
2026年7月のつぶやき
元パイロットのミス防止術
「ミスはゼロにすることは難しい」
とはいえミスが起きたら命にかかわってくるのが飛行機の運行です。
そんなJALの元機長が書いた本がこれです。
『JALで学んだ ミスを防ぐ仕事術』 著:小林宏之
『基本・確認行為というものは、難しいことは1つもなく、誰でもできる当たり前のことばかりです。にもかかわらず航空界のみならず、社会面の新聞記事やテレビのニュースでも、「なぜあのような簡単で基本的なことができなかったのか。信じられない」「あそこで確認しておけば、あのようなことは起こらなかったのに」というトラブルが、多く報道されています。』
『ミスをなくし、事故、トラブル、不祥事を防止するための基本中の基本は、なにを置いても「基本・確認行為を忠実に」です。』
本の中に何度も出てくる言葉です。
機械の調子が悪くて、運転停止にして点検中、事情を知らない別な人が「何で止まっているんだ?」とスイッチオン。機械が動いて挟まれた。ああ、操作盤に「点検中につき操作禁止」と貼り紙をしておけばよかった!
そのような、ちょっとしたことで防ぐことができた事故がいかに多いことか。
本を書いた元ベテラン機長も言います。
よいパイロットというのは、操縦技術が超優秀、のような人ではなく、基本を忠実に守る人なのだ、と。
尖ったスーパーマン社員ではなく、基本をまず確実にこなせる人材になる、というのが、結果的にミスを減らすことにつながるのでは、と思いました。

