今月のつぶやき
2025年11月のつぶやき
「する」と「なる」の間にある壁
「すること」と「なること」というのは一文字だけの違いですが、その間にはとても高くて大きな壁が存在します。
「歌を歌う」なら誰でもできます。洗濯物を干しながら、掃除をしながら、車の運転をしながら、など。カラオケ店に行って本格的に歌うこともできます。しかし「歌手になる」というと、これはまずほとんどの人がなれないです。
サッカーや野球などもそうで、スポーツや運動をする、というのはやれても「選手になる」となると、本当に超えるハードルが高くなります。
「なること」が難しい理由は、「なる」ためには他人に選ばれることが必要だからです。選手や歌手になる、といくら決意しても、他人が「あなたは選手だ」「歌手だ」と認め「だから仕事をあたえましょう」となって初めて成立するものだからですね。ひたすら技や技術を磨いても、場合によってはプロの人よりもすごい技術を持っている人でも「他人に選ばれていない」ために埋もれている人もいます。
ここまではプロや職人的な話でしたが、会社員で考えるとちょっと違ってきます。「将来は会社員になる」というのはあっても「仕事にはしないけれど趣味で会社員やってます」は、ちょっと思いつきません(笑) 面白いですね。
参考
電子書籍
『岡田斗司夫ゼミ#304:朝日新聞「悩みのるつぼ」卒業記念講演』
岡田斗司夫ゼミ#304 2019/10/20号 より

