今月のつぶやき
2025年10月のつぶやき
相談を受ける時にはご注意を
相談事に答える際にやってはいけない事があります。
と言うのは岡田斗司夫さん。
ーーーーーーーーーー
1.聞いてる最中に「ココ、間違ってる!」
2.こうすればいいに決まってる!
3.さあ、どう言ってやろうか……
ーーーーーーーーーー
相手がまだ話している最中に、自分の中で結論を見つけて、どんなふうに言ってやろうかと考えてしまう。なぜそれがよくないのか。それが次の3項目です。
ーーーーーーーーーー
4.自分の思いつく答えはすでに検討済み
5.なのに、なぜ聞いてくるのか
6.「普通の答え」で納得できない理由
ーーーーーーーーーー
あなたが思いつく答えは、すでに相談者も何通りも考えていて、もう没にしてある可能性が高いということですね。
だとすれば、相談を持ちかけて来る理由は何かと考えると「自分一人では思いつかなかった解決法が出てくるのではないか」という期待だと思います。または「自分が出した答えが正しかったと安心したい」かもしれません。
どちらにしても「こうすればいいよ」とすぐに言ってしまわずに、不明なところを質問したりして話を続け、理解を深くしていく必要があります。
このようなところは、仕事の受注の時にする、製品仕様の検討時や、クレームへの対応にも言えることかもしれませんね。
【参考】
電子書籍
『岡田斗司夫ゼミ#304:朝日新聞「悩みのるつぼ」卒業記念講演』
岡田斗司夫ゼミ#304 2019/10/20号 より

