今月のつぶやき
2025年5月のつぶやき
デキる社員は「ダ行」を使わない?
とある調査で、一定期間、社員の会話や発言内容を録音してAIに分析させる、ということをしました。録音することには承諾を得ています。
AIは会話や言葉を分析し、様々な結果を出力しますが、その中に面白い傾向がありました。
「会社のトップから5%に入るような社員は、ダ行をあまり使わない」そうなのです。
ダ行の言葉とは「だけど」「でも」「どうせ」「どうしても」などです。
並べただけで、あまり良い印象がない言葉だという気がしますね。
特に、一言目に「ダ行」が来るもの、または濁音で始まるものは、避けているようです。
「どうも申し訳ありませんでした」を
「大変申し訳ありませんでした」
「〇〇だと思います」を「〇〇かと思います」
にするだけで、すこし柔らかくなったように感じます。ダ行のように濁音が入ると、言葉に強さといいますか、圧力のようなものが生まれるのですね。
確かに「でも」や「だけど」で会話に入ってくる人や「どうせ自分なんて」を多用する人には一定の距離をとりたくなるように感じます。では自分はどうなのだろうと振り返ってみると、結構言っているような気がします。反省ですね。
参考:
『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』
著:越川慎司