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「ボスは『やれ』という。リーダーは『やろう』という」

　この言葉は、ハリー・ゴードン・セルフリッジという人が残したものです。

　セルフリッジ氏は、イギリスの高級百貨店チェーン、セルフリッジズの創業者です。アメリカ式のデパートの経営をイギリスに持ちこんで成功しました。

　NHKの「チコちゃんに叱られる！」という番組では、デパートの化粧品売場を1階にした人、という感じで紹介されました。

　交通手段が馬車だった当時、外は馬のふんの臭いに悩まされていたそうです。そこで1階に化粧品や香水を置くことによって消臭もできて集客にもなると考えたようです。

　しかし当時は「化粧品を買うのは下着を買うのと同じくらい、見られると恥ずかしい」という考えがあって、反対もあったそうですが、やってみると女性客も増え、女性の意識も変わっていったのだとか。

　自分の意見を曲げすに設置したということで、強引な経営者のような感じを受けますが、そのセルフリッジ氏が残した言葉が最初に書いたものです。

　その他にこのような言葉もあります。

「ボスは『私』という。リーダーは『われわれ』という」

「ボスは仕事を苦役に変える。リーダーは仕事をゲームに変える」

「ボスは恐怖を吹き込む。リーダーは熱意を吹き込む。」

　これを見ると、自分勝手に突っ走るだけの人ではなかったようです。

［参考にしたもの］

NHK「チコちゃんに叱られる！」2025年3月28日放送分

https://www.sakura-united.com/blog/239/

https://maquia.hpplus.jp/blog/shino_maquia/15846/