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「GRATITUDE 毎日を好転させる感謝の習慣」
　スコット・ アラン著

　という本を読みました。
　とてもざっくりとまとめると「感謝日記をつけましょう」ですね。
　でも、日記を書くのはちょっと面倒くさいことです。なので、とりあえず、一日の締めくくりとして、寝る前に、今日起こった出来事で「ありがとう」とか「ありがたい」「よかった」といったことを思い返すようにしてみましょう。
　なんでもいいです。仕事に関係していなくても。

「お昼の仕出し弁当のおかずが自分の好みだった。ありがたい」
　そのようなことでもかまいません。とにかく感謝です。

　一日の終わりに感謝の気持ちをメモや日記として書くようにすると、熟睡できるようになったという研究もある、とのことです。

　夜中に目が覚めてしまうことがあります。
　例えば6時半に起きたいのに5時に目が覚めてしまった。「ああ、中途半端に起きてしまった。早く寝なきゃ」と嫌な気持ちになると、再び寝るのが難しくなります。私はこんな時「まだ１時間半も寝られる。ありがたい」と心の中で思います。そう考えるとまた寝ることができます。しかし、なかなか眠れないときもあります。そうなると今度は「じゃあいっそ目覚ましが鳴るまで布団の上でゴロゴロしてようか。それもまた面白い」と考えます。するとだいたい寝てしまって、本当に朝まで起きていた、ということはまずありません。

　不平不満や愚痴をまったく言わない。それは無理でしょう。せめて寝る前くらいはなにかに感謝してみませんか。