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株式会社伊予機械製作所

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今月のつぶやき

2024年2月のつぶやき

何事も「準備」が大事
「社員旅行で沖縄に行ってきたんだって?」
「そうなんだよ。とてもよかったよ」
「いいなあ、そのときのこと聞かせて」
「いつもなら七時半には出社すればいいんだけどね。その日は六時半に会社集合厳守で、もう眠いのなんのって……」
(え? そこから?)

○数分後

「飛行機にはもう何度か乗ってるんだけど、耳がキーンとなっちゃうのは慣れないよね。ほんとあれ、なんとかならないかなあ」
(これ、沖縄に到着するのいつなんだろう……)

 聞きたい側は沖縄旅行のエピソードを聞きたい。だけど話したい方はとにかく旅のすべてを伝えたい。そんなミスマッチが起こることがあります。
 世間話や雑談のなかで起こるのは、そんなに深刻な問題にはならないでしょう。

 しかし、商談や営業で本題ではないことが長く話されると「もう帰ってくれないかなあ」なんて相手に思われるかもしれません。

 上記の旅行の話なら「とにかく水族館がすごかった!」と一番心に残っていることから話したりするのがよいです。
 ひとつに絞りきれない。そんなときは「驚いたことが3つあったんだよ」などと最初に言えば、聞く側も「なになに」と聞く準備ができますね。

「今からこんな話をします」と最初に言うと、聞く側も準備ができます。
 思い出したのですが、漫才の冒頭で「結婚式で友人代表のスピーチをするから原稿を書いたんだけど聞いてくれないかな?」とか「注文のややこしいコーヒー店に行きたいから練習相手になってくれへん?」というのも、これからやるネタの説明をしているのですね。

 最初にテーマを言ってしまう。それは短い時間に話をぎゅっと詰め込むテクニックなのです。

参考
「まんがでわかる! 頭のいい説明「すぐできる」コツ
著者:鶴野充茂 作画:藤沢涼生



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