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今月のつぶやき

2023年3月のつぶやき

「伝える」と「伝わる」
 仕事をしていると、いつも順調に進むとは限りません。
 このようなことはありませんか。

A:「ちゃんと仕事の内容は伝えました」
B:「言われた内容のことはきちんとやりました」

 どちらも一人一人としては、間違ったことは言っていません。
 ただ、Aさんは、自分の伝えたいことが、Bさんにちゃんと伝わったかどうかを確認していませんでした。
 同様にBさんも、自分が正確に情報を受け取っているかどうかを、Aさんに確認してはいなかったのです。

 Aさんは指示を「伝えた」のですが「伝わった」わけではなかったのですね。

「ウサギの絵を描いてください」
 たくさんの人に、そんな指示を出すと、いろんな絵が返ってくるでしょう。
 顔だけを描く人、胴体まで描く人、じっとしている絵の人もいれば、ニンジンを食べているところを描く人もいるでしょう。飛び跳ねている絵にする人もいるかもしれませんし、1羽だけの人や2羽以上描く人もいるでしょう。
 さらに、漫画風であったり、写真のように描く人もいるでしょうね。

 受け取る人の数だけ解釈がありますから、指示をする段階で「ウサギの絵を描いてください。1羽だけです。体全体を描いてください。漫画的なタッチにしてください。ウサギ以外のものは描かないで、跳んでいない姿です」などの打ち合わせは必要でしょう。



 今回参考にした本は「伝える技術」ではなく「伝わる技術」について書かれた本でした。さて、あなたはどんな風に伝えますか?

参考:『バナナの魅力を100文字で伝えてください
    誰でも身につく36の伝わる法則』
   著:柿内尚文



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