今月のつぶやき
2022年8月のつぶやき
チンパンジーは絶望しない?
とある研究所で暮らすチンパンジーが病気になりました。とても重い病気で、首から下が動かない状態になったそうです。
ほとんどの人間は絶望に打ちひしがれる状況でしょう。
しかしながらこのチンパンジーは、体が痛いとか、おなかがすいた、という訴えはしても、落ち込んだ様子も見せず、尿検査でストレス値を検査しても正常値であったそうです。
その理由をある学者はこう説明しました。
「チンパンジーは明日のことをくよくよ考えないからだ」
動物は、未来や過去を深く考えず、ほぼ今だけを見ています。
「あの時こうしていれば病気は避けられたのかな」
「自分は一生動けないままなのだろうか」
「介護してくれてる人間たちに申し訳ないな」
「治療費とかどうしよう」
なんて考えるのは人間だけなのだそうです。
病気が最初に刺さる矢だとしたら、人は第2、第3の矢を自分で作り出して自分に刺し続けるのです。それは人以外の動物にはないとのこと。
つまり、2本目以降の矢をあまり作らないようにすれば、悩みに押しつぶされる可能性は低くなるということです。
さてその方法は、と、それを書くと本の内容を全部書くことになるのでここまでとします。ほぼ「悟りを開く」に近いことになるので書ききれないというのもあります。とても簡単に言うと「考えすぎないようにする方法」を書いてありますね。
ちなみに冒頭のチンパンジーは3年後、自力で歩けるまで回復したそうです。よかったですね。
〇参考にした本
『無(最高の状態) 』
著:鈴木祐
ほとんどの人間は絶望に打ちひしがれる状況でしょう。
しかしながらこのチンパンジーは、体が痛いとか、おなかがすいた、という訴えはしても、落ち込んだ様子も見せず、尿検査でストレス値を検査しても正常値であったそうです。
その理由をある学者はこう説明しました。
「チンパンジーは明日のことをくよくよ考えないからだ」
動物は、未来や過去を深く考えず、ほぼ今だけを見ています。
「あの時こうしていれば病気は避けられたのかな」
「自分は一生動けないままなのだろうか」
「介護してくれてる人間たちに申し訳ないな」
「治療費とかどうしよう」
なんて考えるのは人間だけなのだそうです。
病気が最初に刺さる矢だとしたら、人は第2、第3の矢を自分で作り出して自分に刺し続けるのです。それは人以外の動物にはないとのこと。
つまり、2本目以降の矢をあまり作らないようにすれば、悩みに押しつぶされる可能性は低くなるということです。
さてその方法は、と、それを書くと本の内容を全部書くことになるのでここまでとします。ほぼ「悟りを開く」に近いことになるので書ききれないというのもあります。とても簡単に言うと「考えすぎないようにする方法」を書いてありますね。
ちなみに冒頭のチンパンジーは3年後、自力で歩けるまで回復したそうです。よかったですね。
〇参考にした本
『無(最高の状態) 』
著:鈴木祐