今月のつぶやき
2020年11月のつぶやき
◇やりたいことをやって生きる
「人の意見は気にするな。やりたいことをやって生きよう」
ちょっとした暇があれば、ビジネスに関連した本を読んだりしていますが、上に書いたようなことを言っている人は結構います。
企業などで成功した人、人生逆転勝利をした人などの書いた本は、下記のようなストーリーが多いです。
「自分のアイデアに『前例がないから』とか『そんなことできるわけがない』などと反対する人がいたけれど、信念を貫き、続けていたら大成功した」
なので「他人の意見、批判などは気にせず。やりたことをやろう」という結論になるのです。
特にIT関連で急成長し、若くして富を手に入れた人にこの傾向が強い気がしています。
「炎上される者になれ!」
「本音で生きる」
「好きなことだけで生きていく。」
「本音で生きる」
「好きなことだけで生きていく。」
これは堀江貴文さんの本のタイトルを並べただけですが、他人の目を気にしない感がとても出ています。
ただ、彼の意見は「他人の意見ばかり気にしていたり、批判を鵜呑みにしたり、人の顔色ばかりうかがって生きていたら『自分の人生』が生きられませんよ」ということが基本です。
ただ、彼の意見は「他人の意見ばかり気にしていたり、批判を鵜呑みにしたり、人の顔色ばかりうかがって生きていたら『自分の人生』が生きられませんよ」ということが基本です。
ですけども。
最近「他人は気にせずやりたいことをやる」が、ゆがんで解釈されている気がするのですよね。
例えば。
「マスクを買い占めて、高値で売りつける転売屋」
「やむを得ない理由があるわけではないのに、マスクを拒否して飛行機を止めてしまう人」
「他人に被害を与えて(時には犯罪行為までやって)まで広告費がほしい動画配信者」
「やむを得ない理由があるわけではないのに、マスクを拒否して飛行機を止めてしまう人」
「他人に被害を与えて(時には犯罪行為までやって)まで広告費がほしい動画配信者」
他人の目を気にしなさ過ぎ、で収まるならまだいいのですが、他人に被害を与えてでもやりたいことをやる、というのは、それはもう駄目でしょう。