今月のつぶやき
2019年9月のつぶやき
◇お仕事同時進行の落とし穴
仕事A、B、Cがあるとします。だいたい一日ちょうどでできる量です。
ひふみさんは、仕事Aから始め、Aが終わったらBに取りかかる、という進め方をします。
いろはさんは、仕事Aを少しやってはBを少しやり、Cもやって、Aの続きをやって、と同時進行でやっていきます。
いろはさんは、仕事Aを少しやってはBを少しやり、Cもやって、Aの続きをやって、と同時進行でやっていきます。
しかしながら、二人とも思ったより時間がかかってしまい、一日ではすべてを終わらせることができませんでした。その結果、どういうことになっているのでしょうか。
ひふみさんは、仕事AとBが終わっていて、仕事Cが途中です。
いろはさんは、仕事A、B、Cすべてが途中です。
いろはさんは、仕事A、B、Cすべてが途中です。
どちらも、仕事をやりきることができてはいないと言う点では同じですが、とりあえずAとBは納品できる前者のほうが、会社としてはお得なような気がします。
もちろん条件、その他によっては、こんな単純な差にはならないでしょう。それでも同時進行でやっている物事には、このような落とし穴がある可能性が高いのです。
スマホをいじりながら歩く。電話しながら運転する。テレビをつけたまま勉強する。など、そもそも脳の働きからして、人間は、○○しながら××する、という同時に二つのことをするのが苦手なのだそうです。(音楽を聞きながら勉強するなど、例外もあります)
ネットでマルチタスクについて検索していたら「かえって効率が悪いよ」というサイトが、けっこう上位に出てきたので、自分なりにまとめてみました。