今月のつぶやき
2018年4月のつぶやき
◆夢を追う君へ
2月、3月は、オリンピックとパラリンピックで盛り上がりました。
テレビから毎日のように流れていたのが、SEKAI NO OWARIが歌う「サザンカ」という曲です。
すごくいい歌ですね。
人を笑う人間よりも、どちらかといえば笑われるほうになりたいものです。
テレビから毎日のように流れていたのが、SEKAI NO OWARIが歌う「サザンカ」という曲です。
すごくいい歌ですね。
人を笑う人間よりも、どちらかといえば笑われるほうになりたいものです。
しかしですね、何度も聞いていると、少し気になる部分が出てきました。
それは、歌の中に出てくる「君」が、夢を追い続けている理由なのです。
何度転んでも立ち上がる「君」が夢を追う理由は、歌の中ではこのようになっています。
何度転んでも立ち上がる「君」が夢を追う理由は、歌の中ではこのようになっています。
「逃げるのが恐い」
「今ここで諦めたら、今までの自分がかわいそう」
「今ここで諦めたら、今までの自分がかわいそう」
私は、どんなに苦しくても傷ついても夢を追い続けるのは、それが「好きだから!」でいいと思うのです。なので、この歌の「君」の言葉は、若干、後ろ向きに見えるのです。
なんといいますか、「引くに引けなくなっている感」がするのです。
これが登山で、頂上が目の前で、悪天候になってしまった、という状態で上のような考えになったら、最悪の結果になりかねません。
不採算事業を「ここまでやってきたのだから、もうちょっと続けてみよう」と処分を先延ばしにしているうちに取り返しがつかないことになってしまう場合もあります。
「あきらめず」「歯をくいしばって立ち上がる」ことも必要かとは思いますが「それが、唯一の道である」というようなことはないと思います。
歌の中の「君」は、最後、夢に一歩近づいて終わります。歌詞にないだけで「好きだから」という気持ちはあったのでしょう。